UAEオークス参戦セラン国内最終追い切り 松永幹師「環境が変わっても大丈夫」

2020年2月7日 05:57

 先月25日の呉竹賞1着後、ドバイ遠征に備えて栗東トレセンで検疫中のセラン(牝3=松永幹、父アンクルモー)が7日、国内最終追い切りを消化。午前5時半、ライトに照らされた左回りのCWコース単走で6F85秒8~12秒0をマークした。松永幹師は「検疫厩舎に入ってから、ずっと(メイダンと同じ)左回りで乗っています。今朝は6F過ぎからペースアップしてラスト1Fを伸ばす内容。スムーズな追い切りができました」と納得の表情を浮かべる。

 ドバイでは引き続き武豊とのコンビでUAEオークス(20日、メイダン、ダート1900メートル)へ。その後は選出されるようならUAEダービー(3月28日、メイダン、ダート1900メートル)参戦プランがあり、さらにその先の目標として米国のケンタッキーオークス(5月1日、チャーチルダウンズ、ダート1800メートル)を見据える。オーナーのノースヒルズが理念にかかげる「チャレンジングスピリット」を体現するドバイ&米国ツアー。「素直で扱いやすいし、環境が変わっても大丈夫だと思います」と期待を寄せた。8日に関西国際空港から出国する。

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2020年2月7日のニュース