【中山牝馬S】軽快ウラヌス“ダイエット”成功 斎藤誠師「調子は良いですね」

2020年3月12日 05:30

追い切るウラヌスチャーム(撮影・西川祐介)

 【東西ドキュメント・美浦=11日】2月下旬まで氷点下の極寒だった美浦トレセンも、暖かくなり取材の足取りも軽い。武本は中山牝馬Sに出走するウラヌスチャームに目をつけた。重馬場のWコースで馬なりで5F66秒1~1F12秒3をマーク。僚馬オーバースペック(6歳1勝クラス)を1秒追走し、最後は余力を残しながら半馬身先着した。すぐに斎藤誠師の元へ。「馬なりで伸びていた。調子は良いですね」と満足そうな表情だ。

 前走・AJC杯は7着。師が「休み明けで太かった」と振り返るように14キロ増で自己最高の514キロ。在厩で調教を重ね「脂っ気が抜けて絞れている」とダイエットも順調そうだ。今年も大目標は秋のエリザベス女王杯(昨年11着)だが、「今はここを目標に仕上げている。順調」。まずは昨年鼻差2着の中山牝馬Sでどんな走りを見せてくれるか楽しみだ。

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2020年3月12日のニュース