JRA、8日にも今後の開催可否発表 当初は続行方針も緊急事態宣言受け再協議

2020年4月8日 05:30

無観客競馬となった中山競馬場

 非常事態宣言が発令された7日、JRAは今後の競馬開催の可否について8日にも発表すると明らかにした。

 新型コロナウイルスの感染拡大防止のため2月29日から無観客競馬を実施。今月19日まで無観客のまま続行する方針を示していたが、非常事態宣言の対象区域に開催中の中山競馬場が立地する千葉県、阪神競馬場の所在地・兵庫県、25日から開催予定の東京都(東京競馬場)が指定されており、開催の可否を再協議している。JRA広報部は「非常事態宣言を受けての対応については現在調整中ですが、明日(8日)には何らかの発表をする予定です」と語った。

 東西交流が加速するG1シーズン。関東馬に関西騎手が騎乗するケースも多いが、JRAは騎手に対してレース以外での東西往来を自粛するよう求めている。関西騎手とコンビを組む関東馬の今日の追い切りにも厩舎スタッフらが騎乗することになる。

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