【福島牝馬S】ポルカ重賞連勝へ内枠願う 西村師「コーナー4つの舞台はいいね」
2020年4月22日 05:30 春の福島開催で唯一の重賞「第17回福島牝馬S」(25日)。中山牝馬Sを制したフェアリーポルカが重賞連勝に挑む。
重賞初Vを飾った中山牝馬Sは、中山で59年ぶりとなる「雪」発表の重賞。それも激しくふぶいて、視界が悪い中を力強く伸びて差し切った。西村師は「しっかり走ってくれたね。“内枠(3番)が当たれば”と思っていたんだ。器用な馬だし、コーナー4つの舞台はいいね」と振り返る。
中山牝馬Sと福島牝馬Sはいずれもコーナー4つの1800メートル。求められる適性が似ており、直結しやすい。新潟開催だった11年を除き、過去15回の福島牝馬Sで中山牝馬S組は12勝(2着8回)をマーク。中山牝馬S連対馬なら【5・3・1・2】(馬券圏外の2頭も4着)と高確率で馬券に絡んでいる。フェアリーポルカにとって心強いデータだ。前走後は短期放牧を挟み、ここ目標に乗り込んできた。指揮官は「リフレッシュしたが、馬体も問題なく順調です。今回も内枠が当たってほしいね」と意気込んだ。