【プロキオンS】初ダートもエアスピネル復活願う
2020年7月8日 05:30 【東西ドキュメント・栗東=7日】7月7日、七夕の天気は栗東も雨予報。寺下の願いは「雨が降りませんように」。午前4時すぎ、奇跡的に雨は降っていない。調教開始前の気温は26度。蒸し暑いが雨に降られるよりはマシだ。願いは通じた。
プロキオンSは砂の猛者がそろったが、気になったのはダート初参戦のエアスピネルだ。芝のマイルG1で2着が2回ある実力馬。火曜朝、1週前追い(坂路4F52秒1)に騎乗していた鮫島駿に感触を聞くと「背中の雰囲気は良かったですし、ダートも合いそう。今の阪神のダートは時計が速いので、芝を走っていたこの馬にはプラスかも」と期待十分の口ぶりだった。
昨夏の函館記念(13着)以来、1年ぶりの実戦で初ダート。ハードルは高いが、能力は秘めている。鞍上も「先週しっかり追ったことで、もうひとつ良くなっていれば。復活してほしいです」と“願い”を込めた。