【先週の新馬戦】逸走リフレイム大物感 名馬若駒時代の逸話を思い起こさせるやんちゃぶり
2020年7月28日 05:30 開幕週の新潟で衝撃デビューを飾ったのがリフレイムだった。向正面でハナを奪うと、直線入り口では制御不能になって外ラチ沿いまで逸走。鞍上・木幡巧の右のアブミも外れてしまい、追うどころではなかった。それでも半馬身押し切ったのだから非凡なスケールを備えているのは間違いない。ダイワメジャーやオルフェーヴルが残した若駒時代の逸話を思い起こさせるやんちゃぶり。平地調教再審査が課され、管理する黒岩師は「修正します。申し訳ありません」と頭を下げたが、真っすぐ走ればどこまで伸びるのか。大物の相を伝えるデビュー戦となった。
対照的に札幌デビューのバスラットレオンはスムーズに逃げて、ノーステッキで後続を2馬身半突き放した。仕上げ切っていなかっただけに上積みがありそうだ。後方馬群から3馬身突き抜けたドゥラヴェルデも素質の高さを示した。