【クイーンS】スカーレットカラー 昨年2着雪辱だ!「洋芝+千八」V条件そろった

2020年7月29日 05:30

<マリーンS>昨年2着のリベンジに燃えるスカーレットカラー

 今週唯一の平地重賞は牝馬G3「第68回クイーンS」(8月2日、札幌)。充実一途の5歳牝馬スカーレットカラーが昨年2着のリベンジに燃えている。

 7月初めから栗東トレセンで乗り込み、26日に札幌到着。全休日明けの28日朝は元気よく馬場入りした。調整を見届けた担当の山下助手は「昨年と同じパターンで(1週間前に)輸送してきた。こっちに来ると、ソワソワして向こう(栗東)ほどカイバを食べなくなるが想定範囲内。それを見越して馬をつくってきている」と満足げに話した。

 昨年のクイーンSは1番人気ミッキーチャームに首差の2着。「1コーナーで不利があってポジションは下がったが、それでもいい脚で追い込んできてくれた。洋芝はむしろ合っていると思う」と振り返る。

 その次走に選んだ府中牝馬Sで待望の重賞初制覇。「昨年から本格化しましたね。5歳になっても衰えはないし、充実しています」と力を込める。前走・ヴィクトリアM(15着)は不完全燃焼に終わったが、ここはV条件がそろった。「距離は千八がベスト。復帰した岩田(康)さんに乗ってもらえるし、メンバー的にもチャンス。リベンジしたいですね」と締めくくった。

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