【札幌新馬戦】ブラックホール半妹コニャック 兄と同じ心肺の良さ「脚長のステイヤー体形」

2020年7月29日 05:30

 昨年の札幌2歳Sを制したブラックホールの半妹コニャック(相沢、父エイシンフラッシュ)が札幌日曜5R新馬戦(芝2000メートル)でデビューする。山椒(さんしょう)は小粒でも…のことわざを地で行くような走りだ。兄と同じ420キロ前後の小さな馬体を柔らかく伸ばしながら弾むように加速していく。「心肺の良さは兄さん(ブラックホール)と同じ。背中もいい。攻め馬の雰囲気も悪くありませんよ」とは兄の主戦も務める石川。「牝馬っぽい線の細い馬体ですが、美浦から十分に乗り込まれてきたので仕上がりもいいです」と続けた。

 担当の佐藤美厩務員は「脚長のステイヤー体形。おっとりした気性も長い距離に向いている」と語る。初陣を飾って札幌2歳S(9月5日、札幌)で2年連続のきょうだい制覇へ。相沢厩舎がコニャックで祝杯を挙げるか。

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2020年7月29日のニュース