【レパードS】ブランクチェック、牝馬10年ぶり快挙へ 距離克服の手応え十分

2020年8月5日 05:30

ブランクチェック

 新潟のレパードSに送り込むのは4戦3勝の牝馬ブランクチェック。ここまで1200メートル、1400メートル、1600メートルで1勝ずつ。「徐々に距離を延ばしながら、いい内容で勝ってきた。一戦ごとに力をつけている」。栗田師は安定感抜群の戦績に目を細める。

 今回は初の1800メートル戦。「ベストは東京の千四、千六だが、おっとりした気性でガーッと行くタイプではないので」と、距離克服に手応え十分だ。課題はコーナー4度の小回り。「大跳びで道中で自分のストライドを崩されると厳しい。コーナーも少し膨れる。その辺がスムーズなら」と好走条件を挙げた。

 アルクトスとの同日重賞Vについては「そんなに甘くないですよ」と苦笑いも「使うところも限られるし、3歳同士なら重賞でも」と手応えは隠さない。牝馬Vなら10年ミラクルレジェンド以来2頭目。パワーの差から牝馬が不利なダート重賞で、10年ぶりの快挙なるか注目だ。

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2020年8月5日のニュース