【浦和・オーバルS】サクセスエナジー圧倒V 58キロなんの!4つ目重賞タイトル

2020年9月23日 05:30

オーバルスプリントを勝ったサクセスエナジー

 中央交流重賞「第31回テレ玉杯オーバルスプリント」(G3)が22日、浦和競馬場で行われた。3番人気のサクセスエナジーが4コーナー先頭から押し切って優勝、4つ目の重賞タイトルをもぎ取った。

 ノブワイルド、ベストマッチョのハナ争いを見ながら3番手を追走。前の手応えが悪いと見るや3コーナーから仕掛けて一気に押し切った。最大6キロ差となる58キロの重量を背負いながら2馬身差の圧勝劇。まさに力の違いを見せつけた形だった。

 手綱を取った松山は「強かった。砂をかぶらず、もまれない位置で競馬をしようと思ったが思い通りのレースができた。今後が楽しみになった」と頬を緩ませた。北出師は「東京盃から始動するつもりだったが登録を見たら補欠。この秋どこを使えばいいのか迷うところだったが、勝てて本当に良かった。今後はJBCスプリント(11月3日、大井)に直行します」とホッとした表情を見せていた。

 ◆サクセスエナジー 父キンシャサノキセキ 母サクセスアイニー(母の父ジャングルポケット) 牡6歳 栗東・北出成人厩舎 馬主・高嶋哲氏 生産者・北海道新冠町のタニグチ牧場 戦績29戦11勝(南関東7戦2勝) 総獲得賞金2億5685万6000円 重賞は19年黒船賞以来4勝目。

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