【愛知杯】マジックキャッスルが差し切りV 戸崎がペース読み切りエスコート「今後が楽しみ」

2021年1月16日 16:27

<中京競馬・11R 愛知杯>愛知杯を制し、笑顔のマジックキャッスルに騎乗した戸崎(撮影・椎名 航)

 牝馬ハンデ重賞「第58回愛知杯」(G3、芝2000メートル)は16日、中京競馬場で行われ、戸崎騎乗の2番人気マジックキャッスル(牝4=国枝、父ディープインパクト)が重賞初制覇。勝ちタイムは1分58秒7。

 レースはディアンドル、ナルハヤ、タガノアスワドがハイペースで前を行く展開。ランブリングアレーが一度は抜け出したが、マジックキャッスルが外から強襲し、先頭でゴール板を駆け抜けた。

 鞍上の戸崎は「馬も調子が良かったですし、力も付けているなという感じでした。道中もいい感じで走れていたので、自分から動いて、強気な競馬をしました」と納得の様子。1000メートル通過が57.9秒とハイペースになったことについても「速くなるのは分かっていました」と読み切っていた。

 19年7月の新馬戦以来の2勝目を挙げたマジックキャッスル。戸崎は「新馬戦以来の2勝目ですが、本当に強い勝ち方をしてくれた。今後が楽しみになりました」と手応えを口にした。

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