【京都記念1週前追い】ワグネリアン しまい軽快11秒5 武豊も絶賛「バネを感じた」

2021年2月5日 05:30

<京都記念・1週前追い>武豊騎手を背にポリトラックにて単走で追い切るワグネリアン(撮影・亀井 直樹)

 昨年の宝塚記念13着の後に喉の手術をし、休養していたワグネリアン(牡6=友道)が4日、武豊を背に京都記念(14日、阪神)の1週前追い切りを行った。

 角馬場で初めてコンビを組む武豊にスイッチし、ポリトラックコースへ入った。馬場入り直後は気合を前面に出し、力むしぐさを見せたものの、直線はシャープな脚さばきで駆け抜けた(6F79秒6~1F11秒5)。感触を確かめた武豊は「初めて乗ったけど元気が良くて、まだ(馬が)若いね。ただ、休み明けという感じはしました」と辛口なジャッジを残しつつも「動きは良かったし、さすがダービー馬だね。ラストは伸ばす程度でもバネを感じました」と乗り味を絶賛。

 今回は18年神戸新聞杯以来の勝ち星を狙う。「しばらく1着から遠ざかっているけど、今回乗せてもらうことになったのでいいレースをしたい」とダービー最多5勝を挙げる名手に復活が託された。

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