【共同通信杯】無傷連勝中のエフフォーリア春へ弾みを

2021年2月10日 05:30

 【東西ドキュメント・美浦=9日】朝イチの坂路取材を終え、浜田が向かったのは北馬場。ちょうど鹿戸厩舎の集団が調教を終えて引き揚げるタイミングだった。鹿戸師を追いかけて早速、取材開始。まずは先週のきさらぎ賞。注目されたランドオブリバティは後方追走から末脚を伸ばし3着だった。ホープフルSでは、まさかの4角逸走、競走中止。仕切り直しの一戦だったが「今回はちゃんと走れたのが良かったよ」と安どの表情を見せた。

 今週の共同通信杯にも有力馬エフフォーリアを送り込む。新馬→百日草特別と無傷で連勝中だ。「一戦ごとに丈夫になって成長を感じる」と師。「素直で操縦しやすい馬。しまいもしっかりしている」と確かな素質を感じ取っている。クラシックへの期待も高まるが、まずはこの一戦に全力投球。「メンバーがそろったけど、今後を考えると強い相手と戦っていかないといけない。何とか次につながる競馬を」と意気込んだ。朝はまだ氷点下まで冷え込むトレセンだが、春の足音は確実に大きくなってきた。

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2021年2月10日のニュース