【皐月賞】新コンビ岩田望 ヨーホーレイクで大仕事だ

2021年4月16日 05:30

厩舎周りで運動するヨーホーレイク(撮影・亀井 直樹/)

 【G1ドキュメント・栗東=13日】デビュー3年目の岩田望は現在20勝で全国リーディング14位。今、関西で最も勢いのある若手ジョッキーだ。

 皐月賞は節目となる10度目のG1チャレンジ。岩田望は「最初の頃は緊張もありましたけど、何度も経験を積ませてもらって(G1の)雰囲気には慣れてきました」と笑みを浮かべる。何とも頼もしいお言葉に緊張しいの28歳・田村は嫉妬…。メンタルの強さがうらやましい。

 新コンビとなるヨーホーレイクは昨年暮れのG1ホープフルS3着馬。今年初戦の前走・きさらぎ賞は直線、大外から追い込み2着に健闘した。騎乗が決まって以降、これまでのレース映像を何度もチェック。

 「折り合い面の心配はないし、長く脚を使えるタイプ。あと少し届かない競馬が続いているので、そこを逆算しながら乗りたい」

 デビューから4戦連続で上がり3F最速をマークしており、決め手は世代トップクラスだ。「G1でも流れ次第でチャンスはあります」と期待を膨らませる。

 11頭立ての前回と比べて今回は16頭立て。外めの枠を引いたタイトルホルダー、ワールドリバイバルがハナ争いで競り合えば、期待度はグッと上がる。

 1週前追い切りで初コンタクト。CWコースで6F84秒1~1F11秒5を刻んだ。「乗りやすくて動きも良かったし、イメージ通りでした。あとは馬の力を信じるだけ」。若手が大仕事をやってのけるか。伏兵扱いだが、展開ひとつで上位争いしても不思議ではない。

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