【プリークネスS】薬物騒動メディーナスピリット 再検査をクリアして出走へ
2021年5月15日 09:56 1日にあった米国クラシック3冠初戦ケンタッキーダービーを制し、プリークネスS(15日、ピムリコ、ダート1900メートル)で2冠制覇にチャレンジするメディーナスピリット(牡3=バファート、父プロトニコ)は現地時間14日、メリーランド州競馬委員会が実施した禁止薬物の再検査で陰性となった。主催者が発表した。
ケンタッキーダービー後、9日になって禁止薬物検査で陽性反応を示し、ステロイド抗炎症薬のベタメタゾンが検出された。バファート師は投与を否定し、皮膚炎の治療薬にベタメタゾンが含まれていると主張。潔白を訴えていた。州競馬委員会とメリーランドジョッキークラブは11日に出走を許可。3回ある再検査で陽性反応を示せば出走取消となるところだったが、2頭出しの僚馬コンサートツアー(牡3、父ストリートセンス)とともに、これをクリアしてゲートインとなる。