【ローズS】エイシンヒテン 逃げて“穴”呼ぶ

2021年9月15日 05:30

 【東西ドキュメント・栗東=14日】馬名はすぐに時を戻してくれる。小林はローズSに登録しているエイシンヒテンの話を渡辺師に聞いていた。距離のくだりで「エイシンワシントン肌なんでね」と口をついた。すぐに96年のスプリンターズSがフラッシュバック。フラワーパークとの名勝負は語り草、1センチ差で涙をのんだ。

 その母父はスプリント気質だけに「距離適性はまだ手探り状態なんですよ。千二で勝っているので、スピードはあるんですけど」と言う。ここ2走は2000メートルを走り、前走は逃げて4着。勝ったソーヴァリアントはセントライト記念で人気を背負う一頭。その勝ち馬が番手で堂々マーク、3角を過ぎて早々に並ばれるタフな展開だった。

 「勝ち馬が強かったし、レースの形も厳しかった。使っていった方がいいタイプ。使って良くなっています。今回も先行力を生かす形になると思います。何とか権利を取りたいですね」

 逃げる人気薄が穴を呼ぶ。これはエイシンワシントンの時代から変わらない格言だ。賞金900万円組は抽選対象。小林は“第一関門突破を”と願った。

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