【凱旋門賞国内最終追い】クロノジェネシスはCWコースできっちり併入

2021年9月22日 05:37

<凱旋門賞・国内最終追い>CWコースにて併せ馬で追い切るクロノジェネシス=奥(撮影・亀井 直樹)

 仏G1凱旋門賞(10月3日、パリロンシャン)に挑戦するクロノジェネシス(牝5=斉藤崇、父バゴ)は22日早朝、栗東トレセンで国内最終追い切りを行った。3週連続で岩田望(レースはマーフィー)がまたがり、CWコースでステラリア(3歳3勝クラス)を6馬身追走。3角からコーナーリングで差を詰め、直線は内からしっかり伸びて併入に持ち込んだ。

 斉藤崇師は「良かったんじゃないかな。先週よりも素軽くなっている。先週の追い切りは前との距離が近くて力んで走っていたが、距離を取っていたので見た感じは力みも大丈夫そうだった。だいぶピリッとしてきてスイッチも入ったかなと。いつも通りの感じで送り出せる」と順調ぶりに目を細めた。現地での最終追いは新コンビを組むマーフィーが感触を確かめる予定。帯同馬のイカット(牝4)とともに24日、成田国際空港から出国する。

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