藤田菜七子 また左鎖骨骨折 根本師「めったにないこと 本人は落ち込んでいた」

2021年10月18日 05:30

藤田菜七子

 藤田菜七子(24)が17日、新潟2R(ルナエルモッサ=2着)の騎乗中に負傷し、左鎖骨骨折と診断された。5R以降、残り5鞍の騎乗を取りやめ、全て乗り替わった。

 菜七子は昨年2月の小倉競馬で落馬し、左鎖骨を骨折。同3月に復帰した。先月21日に左鎖骨に埋め込んだプレート除去の手術を受けたばかりだった。師匠の根本師は「プレートを除去してから順調だったんだけど、ゲートを出る時に手綱の結び目の尾錠がプロテクターがカバーできていない箇所の鎖骨に当たってしまった。技術的なミスではなく、めったにないことだが、電話で話したところ本人は落ち込んでいた」と説明した。近日中に手術を受けた病院で診断を受ける予定。「焦らず、きっちり治させます」(同師)と復帰を急がない方針だ。

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