【安田記念】ソングライン導いた池添「期待に応えたい一心で」「ほんとによく頑張ってくれた」
2022年6月5日 16:24 春の東京G1・5連戦を締めくくる最強マイラー決定戦「第72回安田記念」は、4番人気のソングライン(牝4=林)がG1初制覇を果たした。20年の同レース以来のG1勝利となった池添謙一騎手は、勝利ジョッキーインタビューで胸を張った。
――レースプランは
「まずはスタートをしっかり集中して、いいスタートを切ることができた。あとはポジションをしっかり取ってというふうに頭の中に入れて進んでいったけど、サリオスが斜め前にいて、少し気になるポジションだったので、引くか引かないかどうしようかと思ったけど、プレッシャーのないところで思ったので、サリオスの後ろを取った。道中はリラックスして走ってくれていたし、いい形で進めているなと思った」
――直線の手応えは
「前回のレースが自分自身ふがいないレースをしてしまったので、自信をもって4角手前からこの馬の末脚を信じて、外を回して動かしていった。直線もステッキに応えてくれたし、ほんとによく頑張ってくれた」
――池添騎手にとっては2年前の安田記念以来のG1勝利
「僕の方はどうでもいいと言ったらおかしいけど、それよりも厩舎がいい状態に仕上げてくれた中で、前回応えることできなかったので。その期待に応えたい一心でレースに臨んだ。ソングラインがそれに応えてくれたし、厩舎の期待にも応えることができて、ほんとにうれしい」
――ソングラインにどう成長していってほしいか
「サウジを経験して精神面でも、肉体面でも成長してくれている。完成の域に達してきているんだろうなと前回も思っていた。あとはタイトルだけだと思っていた。きょう獲ることができて、ほんとに良かった」