快挙の今村聖奈 “語録”にネット感服「なんてできた18歳」「ホントにスゴい騎手が出てきた」
2022年7月3日 18:24 小倉11RのG3・CBC賞(芝1200メートル)は、今年デビューの新人・今村聖奈(18=栗東・寺島)が騎乗したテイエムスパーダ(牝3=五十嵐)が、JRAレコードとなる1分5秒8で逃げ切りV。女性騎手では初の重賞初騎乗初制覇の快挙を達成した。
レース後のインタビューでは「走るのは馬なので、馬の邪魔をしないことが私のするべきこと」「走るのは馬だし、重賞だからG1だからと人が気負っていても、馬に余計なプレッシャーをかけるだけと私は思っている」「逃げ切る気持ち良さをしみじみと感じながら、人馬一体になれた」などとコメントした。
18歳とは思えない冷静な“今村語録”にネットは感服。「この子本当に新人なの?」「なんてできた18歳なんだ…」「インタビューの受け答えも非常にしっかりとしていて驚いた」「浮かれすぎないでしっかりした受け答えの18歳やなぁ」「インタビューも謙虚すぎてだな…ホントにスゴい騎手が出てきたなと思ったのよ」などと絶賛の声であふれた。
◇今村 聖奈(いまむら・せいな)2003年(平15)11月28日生まれ、滋賀県出身の18歳。栗東・寺島厩舎所属。今年3月にデビューし、同13日の阪神8R(ブラビオに騎乗)で初勝利を挙げた。父・康成氏は元騎手で現在、飯田祐厩舎の調教助手。目標の騎手は武豊、幸英明。特技はボールペン字。1メートル59、47キロ。血液型B。