“オグリキャップの長男”オグリワン死す 30歳、老衰 ダービーにも出走
2022年7月6日 05:00 G1を4勝した名馬オグリキャップの長男として話題を集めたオグリワン(牡)が5日、老衰のため、長野県佐久市のスエトシ牧場で死んだ。30歳だった。スエトシ牧場がツイッターで発表。「先ほどオグリキャップの最初の産駒オグリワンが老衰のため、永眠致しました。30歳5カ月でした。スエトシ牧場に来て22年です」とつづった。
92年2月9日、前年から種牡馬となったオグリキャップの最初の産駒として誕生。現役時代は109戦7勝(中央で19戦2勝、地方で90戦5勝)。武豊を鞍上に迎えた94年7月のデビュー戦は4着だったが、2戦目で初勝利。小倉3歳Sで2着、ききょうSで2勝目を挙げるなどオープンでも活躍し、翌年のダービー(17着)にも参戦した。96年に地方に移籍し、名古屋、高知を経て01年に引退。その後はスエトシ牧場で余生を過ごしていた。