【函館2歳S】スプレモフレイバー 快速逃げ再び
2022年7月12日 05:23 2歳世代最初のJRA重賞「第54回函館2歳S」。注目は芝1200メートルの新馬戦を楽々逃げ切ったスプレモフレイバーだ。無理せずにハナを切り、2馬身差で悠々逃げ切り。前半3F35秒4~後半同34秒5。上がりをまとめた点でも光る。
黒沼助手は「新馬の前から動いていました。競馬を使って、落ち着きが出た感じ。体重も変わらずきています」と目を細める。父ダイワメジャーの産駒は、11日のセレクトセール1歳セリで「コーステッドの2021」が2億1000万円で落札されるなど安定した人気。母の父はサクラバクシンオー。父&母系から卓越したスピードを受け継いでいる。1週前追いに騎乗した主戦・吉田隼は「もう一段階良くなりそうな感じはある。(新馬は)スタートが速かったのでハナに行ったが、今後は違う展開でも同じ能力を出せれば」と期待している。