【小倉新馬戦】“小倉の申し子”ショウナンアキドン 早期活躍の予感、高野師「走りが素軽い」

2022年7月19日 05:30

ショウナンアキドン

 24日の小倉芝1800メートル戦でデビューを迎えるショウナンアキドン(牡=高野、父ドゥラメンテ)は6月10日に栗東入厩。その後、坂路&コース併用で入念に乗り込んだ。馬体重は約450キロ。1週前追いは藤懸(レースは福永)を背に坂路で強めに追われ、4F53秒7~1F12秒3としまいしっかり動いてシンハプーラ(3歳未出走)に頭差先着した。高野師は「いい動きをしていますよ。見た目がスラッとしていて、気性面は素直。人の指示にしっかり従えるタイプです」と素質を評価する。

 母セシリアは小倉芝1800メートルで未勝利勝ち、昨年ラジオNIKKEI賞で2着と好走した半兄ワールドリバイバルは小倉芝2000メートルのあすなろ賞で勝ち星がある。血統背景からコース適性の裏付けは十分。「走りが素軽く、小倉の芝は合いそう」と自信を口にした。11年開業の高野厩舎はJRA重賞18勝のうち今年のチューリップ賞(ナミュール)、フラワーC(スタニングローズ)など2&3歳で8勝。早期から活躍する馬が多い。大舞台を目指し、いきなり全開ムードだ。

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2022年7月19日のニュース