【新潟新馬戦】レッドファルクス産駒ディナトセレーネ 尾関師「いい感じ」

2022年7月29日 05:20

 【東西ドキュメント・美浦=28日】今年、初年度産駒がデビューした種牡馬レッドファルクス(父スウェプトオーヴァーボード)。現役時は青いシャドーロールがトレードマーク。M・デムーロとのコンビで16、17年とスプリンターズSを連覇した芦毛の快速馬。鈴木智が好きだった1頭だ。既にナックブレイブ(牡=杉浦)が7月2日の福島新馬戦で産駒初勝利を挙げ、幸先のいいスタートを切っている。

 レッドファルクスを管理した尾関厩舎からも同産駒の芦毛の新馬がデビューする。今週の日曜(31日)新潟6R芝1400メートルのディナトセレーネ(牝)だ。4月に1度入厩してゲート試験をパス。その後、放牧に出され6月下旬に再入厩。坂路の最終追いで4F53秒5をマークした。尾関師は「物見をしていたからシャドーロールをつけたら集中した。その姿は父に似ている。カイバもしっかり食べているし、いい感じで来ている。1400メートルだからスタートが鍵。しっかり流れに乗れれば」と大きな期待を懸けている。鞍上は父の背中を知る男、M・デムーロだ。

特集

2022年7月29日のニュース