【関越S】21年ダービー4着グレートマジシャン安楽死 1年2カ月ぶり復帰戦も直線で右前脚故障
2022年7月30日 16:35 新潟11R・関越S(3歳以上オープン、芝1800メートル)で1番人気に支持されたグレートマジシャン(牡4=宮田、父ディープインパクト)は最後の直線で競走を中止。安楽死処分となった。通算成績5戦2勝。
サンデーサラブレッドクラブはホームページで「JRAの獣医師が診たところ、右前脚の繋靭帯の内側と外側が切れかかっているとともに球節を亜脱臼しているとの診断でした。症状からすでに手の施しようのない状況であることから、まことに残念ながら予後不良の診断が下され、安楽死の処置がとられました」と発表した。
グレートマジシャンは20年11月にデビューして新馬勝ち。21年はセントポーリア賞で連勝とし、G3・毎日杯が2着、G1・日本ダービーは4着に入った。その後、秋の復帰を前に右前脚の種子骨靱(じん)帯の炎症を発症して休養。今回が1年2カ月ぶりの実戦だった。