宗像師 3日間開催重賞3連勝へ「皆、次につながる競馬をしてほしい」

2022年9月14日 05:00

 【東西ドキュメント・美浦=13日】今週は3日間開催。変則日程でしか達成できない記録に宗像師が挑む。3日連続の重賞参戦。開催3日連続の重賞勝利は99年に白井寿昭元調教師が達成(5月2日の天皇賞・春=スペシャルウィーク、8日のアンタレスS=オースミジェット、9日の京都4歳特別=ビッグバイキング)しているが、3日間開催の3連勝となれば初の快挙となる。

 火曜朝、坂路馬場で管理馬の調教を見届けた指揮官は「3日も重賞を使うのは経験ないですね。皆、次につながる競馬をしてほしい」と普段と変わらぬ柔和な笑顔。「(阪神JSの)アルーフクライはシャープな飛越でセンスがある。(ローズSの)ルージュリナージュは真面目すぎるぐらいの馬。前走、福永騎手が乗って馬が学習して成長したと思う。(セントライト記念の)ラーグルフは1F延長が鍵だけど、鞍上の指示を聞けるようになっているので、そこに期待」。3頭とも前走を勝った勢いは十分。“一石三鳥”の取材を終えた田井は、早くも皮算用を始めていた。

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