【ローズS】唯一の3勝馬メモリーレゾン 成長力で突破、長谷川師「シルエットが変わってきた」
2022年9月14日 05:30 メンバー唯一の3勝馬メモリーレゾンが連勝の勢いに乗ってトライアルに挑む。1月に1200メートル戦でデビューしてから少しずつ距離を延ばし、1800メートル戦の前走・北海ハンデキャップは豪快に差し切った。長谷川師は「勝負どころでもたもたするところはあったが、エンジンがかかってからが凄くいいタイプ。千八にうまく対応できたのは収穫」と振り返った。
ポイントは舞台替わりだろう。1Fの距離延長について、師は「折り合いに関しては心配していないし、2000メートルも3歳牝馬同士なら適性の範囲内かな」とジャッジする。唯一、左回りだった当地マイルの3走前(フローラルウォーク賞)は4着に敗れたが「スローペースで後方からの競馬だったからね。春先は幼児体形だったが芯が入ってシルエットが変わってきた」と充実ぶりを口にする。春のクラシックには間に合わなかったが、成長力を武器に牝馬3冠最終戦を目指す。