【セントライト記念】ローシャムパーク 楽伸び、ベジャールはパワフル走

2022年9月17日 05:20

 3日間開催の月曜(19日、中山)に行われる菊花賞トライアル「第76回セントライト記念」(3着まで優先出走権)に出走する田中博厩舎の2頭が16日朝、美浦坂路で最終追いを行った。前走7馬身差Vのローシャムパーク(牡、父ハービンジャー)はロードミッドナイト(4歳2勝クラス)との併せ馬。楽な手応えのままグンと伸びて併入した。時計は4F53秒2~1F12秒3。田中博師は「しっかりと負荷をかけつつ、リズム良く走れるように調整。心身のバランスが取れた中でベースアップができました。重い馬場の経験が他の馬よりも多いと思うし、他の馬が苦しむなら」と期待十分だ。

 ラジオNIKKEI賞12着からの反撃を期すベジャール(牡、父モーリス)も坂路でジョンソンテソーロ(3歳2勝クラス)との併せ馬。パワフルなフットワークで併入し、4F53秒3~1F11秒9をマークした。同師は「これまでで一番の臨戦過程、状態で臨めます。息や中身も今までで一番整っていると思う。途中で速くなる福島より、中山の外回りの方が競馬はしやすいはず。雨が降ることに関しては大歓迎です」と前向きだった。

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2022年9月17日のニュース