武豊 ドウデュースで凱旋門賞19着も「トライしなきゃ何もない」「下を向く必要はない」恋さん直撃に

2022年10月9日 14:19

凱旋門賞で19着だったドウデュースと武豊

 カンテレで9日午前2時45分から放送された「凱旋門賞の頂を目指して」で、お笑いコンビ「シャンプーハット」恋さんが、現地取材で今年のダービー馬・ドウデュース(牡3=友道)で大舞台に挑んだ武豊騎手に迫った。

 レース前に豪雨となり、馬場が悪化した中で勝利したのは英国のアルピニスタだった。ドウデュースは19着に沈み、スタンドで見守った恋さんも「あかんかぁ~…」と無念の表情を浮かべた。

 レース後、恋さんが武豊を直撃。自身10回目の挑戦となった今年のレースについて問われた武豊は「すごい雨でしたからね。あそこまで降るとは…。雨はあるだろうとは思っていたけど、あそこまでとは思っていなかった。でも、その中で競馬ですから。勝った馬はそこで勝っているわけだから。そのせいにはできないですよ」と振り返った。

 パートナーのコンディションについては「状態は良かったと思いますよ。返し馬の感じがね、ダービーを思い出すような感じでしたから。状態はほんと良かったです」と武豊。その上で「いいところ見せたかったけどね。ドウデュース本来の走りがまったくできなかったんで」とし、「今日は今日で、これがまたいい経験になればね。まだ3歳馬だし。またドウデュースとね、大きいレースにトライしたいですよね」と話した。

 日本競馬界の悲願への道のりは険しい。「厳しいレースになるというのはもちろんね。そこにあえて連れてきているわけですから。馬場がどうこうっつったら来るなって話なんでね」。これからもアタックは続く。「トライしなきゃ何もないですからね。今年はダメだったけど、いつか勝ちたいんでね。頑張りますよ。下を向く必要はないですよ」と前を向いた。

 凱旋門賞から帰国後、初のJRA騎乗となった今週。8日は未勝利だった武豊だが、この日は3Rの2歳新馬をエコロアレス、8R・三田特別をセントウルで制した。

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