【東スポ杯2歳S】ハーツコンチェルト 出世街道進む!初戦はステッキ一発で8馬身差V

2022年11月16日 05:00

ハーツコンチェルト

 東京土曜メイン「第27回東京スポーツ杯2歳S」は出世レース。19年コントレイル、20年ダノンザキッド、昨年イクイノックスと3年連続で優勝馬が後にG1ホースとなっている。“登竜門”に今年も東西の精鋭が集結。中でもハーツコンチェルトはデビュー戦で8馬身差V。ド派手な勝ちっぷりで駒を進めてきた。

 中団追走から3角手前で一気に進出。直線は気合のステッキ一発のみ。最後は流してライバルを圧倒した。「調教の段階から特に問題はなかったが、レースでも上手に走ってくれた。松山君も評価してくれた」。武井師も期待通りの走りを満足げに振り返る。

 母ナスノシベリウスの産駒は、本馬も含めた5頭を全て師が管理。思い入れの強い一族だが「その中で間違いなく一番の馬。楽しみしかない」と期待は大きい。新馬に続く連勝で大舞台への扉を開くか注目だ。

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