【香港ヴァーズ】ウインマリリンが日本牝馬で初V!!悲願のG1タイトル、手塚師「まさに神騎乗」
2022年12月11日 15:15 香港国際競走の香港ヴァーズはウインマリリン(牝5=手塚)が制し、悲願のG1タイトルを異国で手に入れた。
ウインマリリンは父スクリーンヒーロー、母コスモチェーロ(母の父フサイチペガサス)の血統で通算17戦6勝。01年に感動のラストランを飾ったステイゴールド、16年のサトノクラウン、19、21年を制したグローリーヴェイズに続く日本馬の香港ヴァーズ優勝となったが、日本の牝馬では初の快挙となった。
手塚師は「今までとは違うマリリンをジョッキーが見せてくれた。まさに神騎乗。当初の練っていた作戦とは少し違ったけど、最後に凄い脚を使ってくれた。(昨年末から今年春にかけて)体調を崩した時にレースを使って、彼女に申し訳ないことをしてしまったが、いい勲章を与えられてよかったと思います」と胸を張った。
▽香港国際競走 香港ジョッキークラブ主催で毎年12月に開催される。1200メートルの香港スプリント(02年に国際G1に)、1600メートルの香港マイル(00年に国際G1に)、2000メートルの香港カップ(99年に国際G1に)、2400メートルの香港ヴァーズ(00年に国際G1に)の4レース。日本からも毎年、多くのサラブレッドが参戦する。