【大井10R・東京2歳優駿牝馬】メイドイットマム2歳女王 4馬身差圧勝 重賞初V

2023年1月1日 05:06

4馬身差の圧勝で東京2歳優駿牝馬を制したメイドイットマム

 22年南関東を締めくくる重賞「第46回東京2歳優駿牝馬」が31日、大井競馬場で行われた。2番人気のメイドイットマムが直線で抜け出し優勝。南関東移籍後2連勝で重賞初制覇を決めた。本橋は22年重賞11勝目で21年スピーディキックに続く、このレース連覇を達成した。

 「スタートが決まったのでうまく運べた」と本橋が振り返ったように道中はインの6番手をコースロスなく追走。うまく折り合って脚をためると仕掛けたのは3コーナー。徐々にポジションを上げ、直線は左ステッキとともに空いたスペースに突っ込むと一気に突き抜けた。最後は余裕十分に流す形で後続を4馬身引き離す圧勝劇だ。

 「3コーナーで抜群の反応だったので直線は伸びるだろうと思っていたがその通り。距離が延びても良さそうで新年が楽しみになった」と本橋は破顔一笑。

 南関東重賞初制覇となった石井師も思わず頬が緩む。「あそこまではじけてくれるとは…びっくりした。新年はユングフラウ賞(2月15日、浦和)か桜花賞直行でタイトルを目指したい」と話し、クラシックに視線を向けた。


 メイドイットマム 父ノヴェリスト 母コマノスクアーロ(母の父ゼンノロブロイ) 牝2歳 船橋・石井勝男厩舎 馬主・木村牧場 生産者・北海道むかわ町の新井牧場 戦績7戦3勝(南関東2戦2勝) 総獲得賞金2828万6000円。

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