鮫島駿×トウシンマカオ 短距離界の主役になる!
2023年1月19日 05:00 【東西ドキュメント・美浦=18日】オパールS、京阪杯とコンビを組んで2連勝中。29日のシルクロードS(中京)に出走するトウシンマカオ(牡4=高柳瑞)の1週前追いの背には栗東から駆けつけた鮫島克駿(26)の姿があった。
Wコースで3頭併せ。ヴォルケニック(4歳1勝クラス)、ホウオウバーナード(3歳未勝利)を先行させてスタート。5Fからペースを上げ、3~4角のコーナリングを利して最内へと潜り込むと、ラスト1F11秒4の切れ味で最先着した(5F64秒7)。鮫島駿は「体がボリュームアップして成長を感じた。それに伴ってパワーもついた感じ。京阪杯の1週前にも乗りましたが、この短期間でも成長している」と手応えを感じていた。
スプリント路線に転じて3戦2勝。ここを勝てば高松宮記念の本命候補へとのし上がる。鮫島駿も「スプリントG1の主役を張れると思っています」ときっぱり。高松宮記念まで忘れずにしっかり覚えておこうと思った鈴木智だった。