センス抜群 ピクシレーション オークス戦線で注目の存在に

2023年1月24日 05:19

 【新馬戦総括】A評価こそなかったが出世を予感させる素質馬が勝ち上がり。とりわけ中山の3頭が目を引いた。芝2000メートルはピクシレーションが好センスをアピール。直線で内に切れ込み、馬群を割って突き抜けた。非凡な切れ味があり、距離が延びてもいい。母が米国でダート7~10FのG1を3勝したシアードラマで、父ハーツクライの成長力を受け継いでいる。オークス戦線で注目の存在になりそうだ。

 ダート1800メートルのメイショウフジはメンバー最速の上がり3F37秒8をマークし、2位より1秒3も速かった。粗削りな面はあるが、潜在能力が高い。ダート1200メートルのプリンスノットは派手な勝ち時計ではなくても勝ち方に余裕があり、まだまだ伸びそう。

 中京芝1600メートルはハートループが先行争いで行き切って、そのまま押し切った。口向きの課題が改善されれば先々が楽しみだ。

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