【弥生賞ディープインパクト記念】刃を研ぐトップナイフ 豊富な経験生かす
2023年2月27日 05:23 いよいよ春競馬が本番。今週から本格的なクラシックのトライアルシーズンに突入する。中山メインは弥生賞ディープインパクト記念。やや小粒なメンバーだが、実績最上位はトップナイフ。暮れのG1ホープフルSで逃げ粘り鼻差2着。G3京都2歳Sでは差して頭差2着と変幻自在なレースぶり。実戦を使って馬を鍛える昆厩舎らしく、最多キャリア7戦の叩き上げ。豊富な経験を生かす。
ワンダイレクトはデビュー戦から臨んだ若駒Sで鼻差2着。操縦性が高く、初の中山でも期待は大きい。タスティエーラは1戦1勝で臨んだ共同通信杯で見せ場十分の4着。中山替わりが鍵もポテンシャルは高い。グリューネグリーンは京都2歳Sでトップナイフを振り切ってV。出走馬唯一の重賞ウイナー。G1では力を出し切れなかったが、反撃に期待したい。
G1馬3頭を兄姉に持つ良血グランヴィノス、未勝利戦で10馬身差の圧勝を飾ったゴッドファーザーなど素質を感じさせる伏兵陣も虎視眈々(たんたん)と上位を狙う。