【中山牝馬S】アートハウス迫力満点!CWラスト11秒2、中内田師「引き続きいい状態」

2023年3月9日 05:25

追い切りへ向かうアートハウス(撮影・亀井直樹)

 併走追いで闘志をのぞかせる馬がいれば、単走でも息をのむほどに迫力を発揮する馬がいる。アートハウス(牝4=中内田)は後者だろうか。CWコース単走で明らかに、うなっていた。道中は引っ張り切りで、ラスト1Fはシャープに11秒2。

 「先週しっかりやれているのでオーバーワークにならないように、しまいを伸ばしました。落ち着いているし、引き続きいい状態」

 昨秋のローズS、今年の愛知杯で重賞獲りを果たしており、中内田師が変化を求めるより、状態キープを強調するのは必然のこと。

 秋華賞2着(16年)の母パールコードを手がけたトレーナーは娘の向き合い方も知り尽くしている様子。「今回は初の千八。久々の関東圏への輸送も課題でハンデ57キロも見込まれた」と、慎重な言葉も煙幕に過ぎない?不動の主役だ。

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2023年3月9日のニュース