【桜花賞を占う】リバティアイランド 揺るがぬ主役
2023年3月13日 05:23 今週、中山でフラワーCがあるが桜花賞トライアルは終了。勢力図が大きく変わった印象はない。直行ローテが主流になりつつある現代競馬。2歳女王リバティアイランドの最有力は揺るがない。前走・阪神JFは道中8番手から一気に突き抜けて2馬身半差V。同舞台の阪神マイルならV争いは必至とみる。デビュー2連勝でシンザン記念を制したライトクオンタムはディープインパクトのラストクロップとして注目を集める。その前走は父を彷彿(ほうふつ)させる鋭い伸びで牡馬をまとめて差し切った。素質は間違いなく世代トップクラスだ。
フィリーズレビューを制したシングザットソングはゲート難が解消し、レース運びに安定感が出た。トライアル組で最も評価が上がった1頭。他にチューリップ賞を逃げ切ったモズメイメイ、アネモネS勝ちのトーセンローリエは前で上手に競馬ができるのがいい。