ディープ“最後の子”スイープアワーズ 4・1に武豊騎乗でデビュー

2023年3月30日 15:45

ディープインパクト(06年12月撮影)

 4月1日の阪神4R・3歳未勝利(芝1800メートル)でディープインパクトの“最後の子”がデビューする。05年宝塚記念などG1・3勝を挙げたスイープトウショウを母に持つスイープアワーズ(牡3=友道)。鞍上はディープの全14戦で手綱を取った武豊だ。

 19年7月にこの世を去ったディープインパクト。最終世代となる現3歳は、国内でわずか6頭しかいない。20年2月27日生まれのスイープアワーズは6頭では最も誕生日が遅く、国内では“最後の子”。20年12月に亡くなったスイープトウショウの最後の子でもある。

 スイープアワーズの馬名意味は「賞を総なめにする」。既走馬相手にどんなレースを見せるか、注目だ。

 ディープ最終世代は既に4頭がデビューしており、ライトクオンタム(牝3=武幸)は新馬、G3・シンザン記念を連勝。武豊騎乗で4月9日のG1・桜花賞に向かう。G3・きさらぎ賞2着のオープンファイア(牡3=斉藤崇)は日本ダービーを見据えている。

 また、海外では昨年10月に英国の2歳G1フューチュリティトロフィーをオーギュストロダン(牡=A・オブライエン)が優勝。08年生まれのディープインパクト初年度産駒から全13世代でのG1制覇を達成し、A・オブライエン師は1970年ニジンスキー以来の英3冠に期待を寄せている。

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