【新潟大賞典】カラテ3度目の重賞V!! 菅原明「自信を持って乗りました」

2023年5月7日 16:50

<新潟大賞典>カラテでレースを制した菅原明はガッツポーズ(撮影・河野 光希)

 春の新潟の名物ハンデ古馬G3「第45回新潟大賞典」が7日、不良馬場で行われた。5番手から伸びた5番人気カラテ(牡7=辻野)が逃げ粘るセイウンハーデスを内からかわして快勝。21年東京新聞杯、昨年9月新潟記念に続き、3度目の重賞制覇を飾った。

 トップハンデタイの酷量59キロも何のその。7歳カラテが大好きな越後路で今春も躍った。逃げ粘るセイウンハーデスをジワジワ追い詰め、残り100メートルすぎに力任せに抜き去った。16度目の騎乗となった菅原明は同馬で6勝目。「こういう(不良)馬場は得意なので変に考えず自信を持って乗りました。終始手応えは良くて、直線で伸びる自信がありました。59キロの分、いつもより反応して伸びるまでに時間がかかりましたが、差し切れて良かったです。フレッシュで返し馬から元気で、まだまだ走れると思います」。ベテランの域に入った愛馬を称えた。

 辻野師は「最後は力でねじ伏せてくれましたね。ずっと明良くんが乗ってくれていますし、以前はマイルで走っていましたが、今はこれぐらいの距離の方がパフォーマンスがいい。次走は状態も見て、オーナーと相談します。宝塚記念?その辺りも含めて考えたい」とさらなる進撃を見据えた。

特集

2023年5月7日のニュース