【札幌記念】安藤勝己氏 6着ジャックドール「敗因は完全に重い馬場やね」
2023年8月20日 16:47 豪華メンバーが集結した“スーパーG2”札幌記念は、2番人気プログノーシス(牡5=中内田)が制し、重賞2勝目を挙げた。1番人気のジャックドール(牡5=藤岡)は6着に敗れた。
中央と地方で通算4464勝の元ジョッキー・安藤勝己氏がレース後、自身のツイッターを更新。逃げの形ではなく4番手追走から伸びを欠いたジャックドールについて、「位置取りは理想的やったと思う。勝ち馬なんかとは逆に動きたい所で進んで行けなくて、敗因は完全に重い馬場やね」と分析した。
プログノーシスについては「香港で走ってたのがポイントやったわ。ディープ産駒やで道悪適性どうかと思ったけど、道中の進み具合から違ったからね。ただ、長くいい脚を使っとって、鞍上との呼吸もバッチリ。良馬場ならキレる馬やし本当に秋が楽しみになった」とつづった。
▼札幌記念 65年に3歳上のハンデ重賞として創設され、砂コースの2000メートルで行われた。90年から芝で開催。グレード制施行により84年にG3、97年にはG2となり、エアグルーヴが参戦するなど好メンバーが集うレースとなった。