【佐賀11R・サマーチャンピオン】ヘリオスの実績が一枚上

2023年8月31日 10:00

佐賀11R

 軸は(4)ヘリオス。中央で7勝。実績、実力は明らかに一枚上だ。21年11月以降は勝ち星から遠ざかっているが、前走の名古屋かきつばた記念(Jpn3)3着、前々走の高知黒船賞(Jpn3)2着など状態自体は悪くない。出足の良さを生かして前々につけ、最後はきっちり抜け出して重賞初制覇を決める。

 次位筆頭はオマツリオトコ。年明け4戦は苦戦しているが昨年11月の園田・兵庫ジュニアグランプリ(Jpn2)で重賞初Vを飾るなど潜在能力は高い。

 前走7月のスパーキングレディーカップ(Jpn3)に勝ったレディバグも要注意。M・デムーロとのコンビ継続で参戦するサンライズホークは初距離の対応が鍵。前走8月の新潟NST賞3着のデンコウリジエールも侮れない。地元勢の期待は7月の重賞スポニチ杯吉野ケ里記念で2着のエスケイファースト。

 ▼マテラユウキ(中川師)暑いけど、状態は平行線。強いメンバーだし、無事に頑張って競馬をしてほしい。

 ▼キタカラキタムスメ(川田師)相手は強いが、出場するからにはそれなりの走りをとは思っている。この馬らしさはだいぶ出てきたが最後の決め手がいまひとつというところ。序盤は無理せず行けるようになった。

 ▼デンコウリジエール(佐藤助手)前走はよく走ってくれました。間隔を詰めた方がいいタイプですし、馬体も前走ぐらい(468キロで12キロ減)でちょうどいいと思います。

 ▼ヘリオス(西園正師)先週までにしっかり稽古を積んでいるし、動きも良かったですからね。29日に小倉へ移動して、レースへ向かいます。

 ▼クレールアドレ(伊藤好師)状態は悪くないです。変わらず普通かな。追い切りは暑さや輸送を考えて軽めにしました。中央の強い馬を相手に、どこまでやってくれるか。

 ▼ウノピアットブリオ(大垣師)中央馬が相手なので、自分の競馬ができればいい。暑いので調整は難しい。後方からになると思う。

 ▼エスケイファースト(山田義師)厳しい競馬になるでしょうね。ペースが速いから、ついていってひと脚、ともいかないでしょうね。地方馬の中で最先着をしてくれればいいですが。

 ▼ハナブサ(森沢友師)疲れを残さないように思った通りの調整ができました。いい状態で臨めそうです。相手はそろっていますが、ハンデ差を生かせればチャンスはあると思います。

 ▼レディバグ(北出師)夏場がいい馬で、カイバ食いも良く、銭形が浮かび上がって、本当に体調は良さそう。右回りも問題ない。馬場状態は問わないし、5着だった昨年より、状態はいいと思います。

 ▼オマツリオトコ(伊藤圭師)暑さに負けることなく順調に来ています。地方は園田にも行っているし、あまり気にしていない。スタートを決めていいポジションを取れれば。

 ▼ハナウタマジリ(伊藤好師)メンバーとかペースでイマイチ結果は残せてないけど、夏場は悪くないですよ。何とか掲示板には載ってほしいですね。

 ▼サンライズホーク(牧浦師)前走(盛岡クラスターC9着)は時計もかなり速かった。あの時計で走るのは、現時点ではしんどいのかなと。間隔は詰まっていますが、逆に1回使った上積みはあると思います。

特集

2023年8月31日のニュース