英国のドイル騎手が禁止薬物で騎乗停止 現地報道
2023年10月10日 00:31 英国の女性騎手ホリー・ドイル(26)が、禁止薬物の陽性反応で1カ月の騎乗停止処分を受けた。英競馬メディア「レーシングポスト電子版」が伝えた。
同騎手は今年2月に肘を手術。その後、昨秋に短期免許で来日した際に購入した市販の鎮痛剤を服用。その中に禁止薬物が含まれていた。3月31日、ニューカッスル競馬場で騎乗後の検査で陽性反応が出ていた。BHA(英国競馬統括機関)の懲戒委員会は「意図的ではない、1度限りのミス」と判断。ライセンスはく奪などの重い処分ではなく「1カ月の騎乗停止が妥当」と結論づけた。
ドイルは昨秋、夫のトム・マーカンドと共に短期免許で来日。JRA2勝を挙げた。今秋も11月から再び短期免許を取得し、夫婦そろっての来日が予定されている。