【東京大賞典】(5)ウシュバテソーロ 連覇に自信 枠順確定 10年ぶりに9頭立て

2023年12月26日 05:25

ウシュバテソーロ

 東京シティ競馬は25日、第69回東京大賞典(29日、大井)の枠順を発表した。

 13年以来、10年ぶりに9頭立て。米遠征帰りとなる昨年の覇者ウシュバテソーロは5枠5番から04&05年アジュディミツオー、10&11年スマートファルコン、13&14年ホッコータルマエ、18~21年オメガパフューム以来、史上5頭目の連覇を目指す。JBCクラシック覇者キングズソードは1枠1番、中央の古馬と初対戦の南関東3冠馬ミックファイアは8枠8番に入った。

 年末の大レースにふさわしい顔触れ。連覇を狙うウシュバテソーロが主役だ。今年は2月の川崎記念を制すと続くドバイワールドCでは海外の強豪を相手に後方待機から豪快な差し切りを決め、世界の頂点に立った。米国に渡った前走・BCクラシックで5着に敗れ、連勝はストップしたが国内なら敵なし。24日の最終追いは美浦Wコースで軽快な脚さばきを披露。遠征帰りの影響を全く感じさせなかった。最強ダート馬が圧倒的なパフォーマンスで今年最後を締めくくる。

 オープン特別から3連勝でJBCクラシックを制したキングズソードが対抗。前走同様の舞台なら力をフルに引き出せる。南関東クラシック3冠馬ミックファイアは一気の相手強化で力関係が鍵だが無敗の魅力がある。チャンピオンズCで12番人気2着と激走したウィルソンテソーロも展開ひとつでチャンス十分だ。

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