【京成杯】人気薄は厳しい…バードウォッチャー V条件ピタリ
2024年1月9日 05:29 今週は「京成杯」を分析する。皐月賞と同じ条件(中山芝2000メートル)で、重要なステップレースの一つ。昨年の勝ち馬ソールオリエンスは、その勢いのまま皐月賞を制した。過去10年の結果から勝ち馬に迫る。
【人気】
1番人気は【3・3・1・3】で全馬が5着以内と安定。昨年Vソールオリエンスと同じ2番人気も【1・3・1・5】とまずまず。5番人気【2・1・0・7】、7番人気【1・2・1・6】と伏兵の台頭もあるが、10番人気以下は連対どころか3着以内にも入っていない。
【前走距離】
前走2000メートル組は【5・8・9・62】。毎年、馬券に絡んでおり15、21、22年は1~3着を独占。近年のトレンドは前走1800メートル組。【4・1・1・29】で、近5年3勝を挙げている。また、馬券圏内の6頭中4頭は前走が新馬戦。東スポ杯2歳S組は11頭出走で全て着外に敗れている。一方でマイルだった馬は【1・1・0・17】と振るわず。
【ローテ】
新馬戦V後に挑んだ馬が【4・1・3・11】と好成績。勝ち馬4頭はいずれも新馬戦の上がり3Fがメンバー2位以内だった。21&22年の2、3着だった未勝利戦組も侮れない。1勝クラス組は【3・2・3・30】。その中で優秀な成績を誇るレースは、今回と同じ中山芝2000メートルで行われる葉牡丹賞組。【2・2・1・4】で、近4年は出走がなかったが16~19年は4年連続で馬券に絡んだ。
【結論】
3冠牝馬アパパネの息子、バードウォッチャーが主役。東京芝1800メートル新馬戦からの臨戦は、昨年の勝ち馬ソールオリエンスと同じ。前走の上がり3Fは1位(33秒5)で、V条件にぴったり当てはまっている。穴には葉牡丹賞2着マイネルフランツを推したい。(データ班)