【東海S】浜田師バビット初砂で復活を期す

2024年1月18日 05:18

坂路で追い切るバビット(撮影・亀井 直樹)

 【東西ドキュメント・栗東=17日】水曜朝、東海Sに出走予定の関西馬で最後に馬場入りしたのがバビットだった。午前10時、スタンド前に登場。見守る浜田師に寺下が話しかけると「これから坂路で追い切るから見に行ってくるわ。また戻ってくるから」と言い残し、バビットは団野がまたがってコースへ向かった。

 坂路モニターをチェックしていると午前10時30分すぎにスタート。序盤から活気十分に加速ラップを刻んで駆け上がり、ラスト1Fは12秒2でフィニッシュ。宣言通りスタンド前に戻ってきた浜田師は「しっかりやるつもりだったし時計的にも悪くない。ジョッキーも凄くいい感触を持ってくれて“ダートも合いそう”と言ってくれた」と満足げ。3歳時には芝重賞2勝(20年ラジオNIKKEI賞、セントライト記念)を挙げた。古馬になって以降は不振続きだが、今年もファンから年賀状が届いたという尾花栗毛のイケメンホース。初めてのダート挑戦で復活を期待したい。

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