【東海S】ウィリアムバローズ 6歳4度目の挑戦で初V 上村師「何とか重賞を勝たせてあげたかった」

2024年1月22日 05:24

<京都11R 第41回東海S>好位から抜け出したウィリアムバローズ(左)(撮影・中辻 颯太)

 京都開催の「第41回東海S」は2番人気ウィリアムバローズが3角先頭の積極策で1番人気オメガギネスを振り切り待望の初タイトルを手にした。

 横綱競馬で強敵をねじ伏せた。道中2番手から逃げ馬バビットを徹底マークしたウィリアムバローズが3角付近で早め先頭に立つと直線、関東馬オメガギネスとビッシリ馬体を併せて追い比べ。鞍上の坂井がこん身の右ムチを一発、二発。内ラチ沿いからグイッとひと伸び。最後は余力たっぷりに馬なりでVゴールに飛び込んだ。坂井は「手応えは良過ぎるぐらい、うなっていました。最後は迫られてからも突き放して、強い内容でしたね。デビュー前に調教を乗った時から走る馬だと思っていたので、この子にタイトルを獲らせてあげることができて良かったです。もう一つ上のクラスでも頑張ってくれると思う」とパートナーを称えた。

 ダートでの馬券圏外は22年みやこS14着だけの堅実派。なかなかタイトルには手が届かなかったが4度目の挑戦で重賞初制覇を飾った。上村師は「これまで大事に使ってきたし、何とか重賞を勝たせてあげたかった。鞍上がうまく勝ちパターンに持ち込んでくれたのが勝利の要因。真っ向勝負で強かったです。1戦ずつ確実に良くなっているし、競走馬として完成しつつある」と笑みを浮かべる。

 賞金加算で選択肢の幅が広がった。G1フェブラリーS(2月18日、東京)の優先出走権を獲得したが、指揮官は「候補ではあるが(東京ダート1600メートルは)ワンターンだからね。(適性が)どうだろう。この後は状態面を考えながら使っていきたい」と慎重にプランを組み立てていく。重賞での惜敗続きに終止符を打った。ひと皮向けた素質馬の快進撃が始まる。 

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