【根岸S】追い切りだけじゃない 川須&シャマルの姿はエブリデー
2024年1月25日 05:20 【東西ドキュメント・栗東=24日】シャマルの鞍上の座が1年3カ月ぶりに川須に戻ってきた。「放牧から戻ってきて約1カ月、毎日乗っています。追い切りだけじゃなくエブリデー、(競馬開催の)土日もですよ」と川須の行動と言葉には実感がこもっている。坂路単走で4F53秒7~1F12秒4の追い切りに「スピードをコントロールしながら、余力も残す内容」と狙い通りだと強調した。
韓流ドラマが大好きな菱田は<出世・悲哀・再会>とドラマにありがちなキーワードをこの人馬に重ね合わせている。川須にとっては未勝利から交流重賞3勝まで計7勝の“出世”物語がそうだし、一昨年のチャンピオンズCを皮切りにバトンが格上の川田に渡って“悲哀”も味わっている。そして1年以上の時を経て根岸Sでコンビ“再会”。まさにドラマ仕立てだから結末が気になるところ。
「以前、コンビを組んでいた時より精神的にどっしりしています」とたくましさが増したと言い「東京の千四は小細工の利かない舞台で相手も強いけど、僕自身は勝負になるつもりで挑みます」と川須はやる気をほとばしらせていた。