【カタールG3 アミールトロフィー】日本馬はゼッフィーロが最先着2着をはじめ上位入線
2024年2月17日 23:02 カタールG3「アミールトロフィー」が17日(日本時間同日夜)、首都ドーハのアルライヤン競馬場(芝2400メートル、11頭立て)で行われた。
日本から3頭が参戦しゼッフィーロ(牡5=池江)が最先着の2着。サトノグランツ(牡4=友道)が3着、ノースブリッジ(牡6=奥村武)が4着と上位入線を果たしたが、勝利はならなかった。勝ったのはビュイック騎乗のレベルスロマンス(セン6=UAEアップルビー)だった。
レースはレベルスロマンスがハナに立って主導権。岩田康騎乗ノースブリッジ2番手をキープしたが、道中で折り合いに苦労するシーンも。外3番手に川田騎乗サトノグランツ。モレイラ騎乗のゼッフィーロは最後方のイン追走から、最終コーナー手前で外を一気に進出。直線も勝つ手応えだったが、突然外側へ大きく逸走。立て直して再び追ったが、勝ち馬の逃げ切りを許した。モレイラは「良い手応えで上がって行けたけど、これからというところで外へ大きくヨレてしまいました。残念です」と話した。
同レースはカタールの「アミールスウォード・フェスティバル」のメインレース。昨年まで国内のローカル重賞だったが、今年から国際G3に格付け。優勝したレベルスロマンスはドバウィ産駒でゴドルフィンの所有馬。22年米G1ブリーダーズCを制している。