【オーシャンS】トウシンマカオ 重賞連勝へ好仕上げ 美浦Wラスト11秒2 菅原明「力出せる」

2024年2月29日 05:18

併せで追い切るトウシンマカオ(左)=撮影・村上 大輔

 オーシャンSの最終追いが行われ、美浦ではトウシンマカオ(牡5=高柳瑞)が鋭い末脚を披露。22&23年と連覇を飾った京阪杯に続く重賞連勝へ向け、好仕上がりをアピールした。

 菅原明が騎乗してWコースで併せ馬。エトワールマタン(6歳2勝クラス)を2馬身半追走して、直線内に入るとゴーサインに鋭く反応。一瞬で1馬身の差をつけ、6F83秒9~1F11秒2でフィニッシュ。

 菅原明は「反応は良かった。さすがに切れる脚がありますね。若干重いけど力は出せると思う。息遣いもまずまず。七分の出来でも勝てるイメージはある」と相棒に全幅の信頼を置いている。高柳瑞師は「成長分もあってプラス10キロでの出走をイメージしていたけど、思ったより絞れない。このひと追いでどこまで絞れるか」と語った。

 関東馬だが意外にも中山は初挑戦。「阪神で走っているから(ゴール前の)坂は大丈夫でしょ」と気にしていなかった。

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