【金鯱賞】菊花賞馬ドゥレッツァ6連勝だ!持ち前の末脚&自在性生かす
2024年3月4日 05:05 今週から中京開催が始まる。芝中距離G2「第60回金鯱賞」は実績馬がそろった。破竹の5連勝で昨年の菊花賞を制したドゥレッツァが主役を務める。1週前追いは美浦Wコースで軽快なフットワークを披露し、久々でも順調さをアピール。G1馬が持ち前の末脚と自在性を武器に連勝を伸ばす。
ドゥレッツァは22年秋の未勝利Vから5連勝で菊花賞を勝った。その前走は大外8枠17番からスタートを決め、勢い良くハナを奪った。ペースが落ち着いた2周目の上り坂で他馬にハナを譲ったが番手でしっかり折り合い、直線で楽々と抜け出して3馬身半差の独走V。強かった。5戦連続で上がり3F最速をマークしており、どの条件でも確実に脚を使えるのが強み。中京初起用でも難なく対応できそうだ。
連覇を狙うプログノーシスはキャリア12戦で一度も掲示板を外したことがない堅実派。昨年は当レース、札幌記念とG2を2勝し、G1でも2、3、5着と存在感を示した。このメンバーなら実績上位。ヤマニンサルバムは全6勝のうち5勝を中京で挙げる。連勝中と充実期に入った今なら強敵相手でもチャンス十分。距離短縮で巻き返しを狙うノッキングポイントも侮れない。